武蔵村山市の子育て応援精度とはどんなものなの?2020年02月08日(土)

  武蔵村山への引っ越しを検討する方は、比較的若い夫婦、または子育て世代が中心になっています。そこで気になるのは子育てについての情報ではないでしょうか。ここ数年、人口を増やすために、いろいろな自治体が子育て支援制度を整備しています。今回は、武蔵村山市で行われている子育て支援制度について、ご紹介していきます。
 
1 医療費支援
 
小さいお子さんはちょっとしたことで体調を崩したり、学校や園などで病気をもらってきたりすることも多く、病院の受診機会も多いかと思います。他の多くの自治体でも医療費支援を行っていますが、武蔵村山市にも医療費支援があります。
 

武蔵村山市の医療費支援は、小学校就学前のマル乳医療証(乳幼児医療費助成制度)と義務教育就学期マル子医療証(義務教育就学時医療費助成制度)の2つがあります。

 
1-1 小学校就学前のマル乳医療証(乳幼児医療費助成制度)
 
0歳から小学校就学前(6歳に達した日の属する年度の末日まで)のお子さんは、医療機関の窓口で支払う保険診療分は無料で、入院に伴う食事代も申請により、後日返還されます。(武蔵村山市ホームページより)
 
武蔵村山市では、小学校に入るまで病院や薬局などで払うお金は無料です。この制度は手持ちのお金がないという理由で、子供が病院を受診できない状況を防ぎます。所得制限もなく、市内の全ての子供がお金の心配がなく、安心して病院にかかることができます。
 
1-2 義務教育就学期マル子医療証(義務教育就学時医療費助成制度)
 
義務教育就学期(6歳に達した日の翌日以後の最初の4月1日から15歳に達した日の属する年度の末日まで)のお子さんは、医療機関の窓口で支払う保険診療分のうち、通院1診療ごとに200円[上限]の自己負担がありますが、その他の調剤、入院費などの自己負担はありません。(武蔵村山市ホームページより)
 
こちらは小中学生が対象で、小学校就学前のマル乳医療証とは違い、所得制限があり、無料というわけではありません。けれども、自己負担の上限が200円で、薬代も入院費もかからないというのは子育て世代にとってはありがたい制度です。
 
2 子育て世代包括支援センター「ハグはぐ・むらやま」
 
子育て世代包括支援センター「ハグはぐ・むらやま」は保健相談センターお伊勢の森分室にあり、母児手帳の交付を行い、妊娠中の相談や育児相談もできるところです。
 
母子手帳の交付の際には、保健師が面談を行い、妊娠や家族についての相談をすることもでき、面談後には武蔵村山市独自の取り組みとして、子育てグッズ(カタログギフト)のプレゼントもあります。他にも、助産師や保健師が直接家庭訪問をして、出産や育児に関する相談を聞く制度もあります。
 
また、小さいお子さんの子育てをしている親御さんの悩みとして、子供や子育てに不安なことがあっても、なかなか他の大人と話す機会がないというのがあげられますが、「ハグはぐ・むらやま」では、経験豊かな保育士さんが相談に乗ってくれ、アドバイスをしてくれます。相談スペースの近くには、ちょっとした遊び場もあり、子供を見ながら相談ができる点もおススメです。
 
お伊勢の森分室
東京都武蔵村山市中央2丁目118
042-564-5421
開館時間:午前8時30分~午後5時15分
休館日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始
こちらにチラシがあるので、参考にしてみてください。
ハグはぐ・むらやま
 
3 子ども家庭支援センター
 
こちらは「ハグはぐ・むらやま」で行われている子育ての相談に加え、児童虐待についての相談や子供からの相談も受け付けています。
また、子どもや家庭支援事業の相談や申請手続きもできるため、場所は覚えておくといいでしょう。
 
ここでは支援事業の代表的なものを取り上げておきます。
 
・病児・病後児保育の利用申し込み
病気や病気回復期のお子さんの預かり
・子どもショートステイの利用手続き相談
 保護者が病気や出産等で一時的にお子さんの家庭養育が困難な際の預かり事業
・育児支援ヘルパーの派遣
出産後の産婦で育児、家事の支援を必要とする家庭へのヘルパー派遣
・ファミリー・サポート・センター事業
 子育て家庭の支援をしたいかた、支援を受けたいかたの登録とマッチング、相談など
 
これらの制度は普段はあまり利用する機会はないかもしれません。それでも、出産前後のことに関して不安なことがある妊婦の方もいらっしゃるでしょうし、仕事がどうしても休めないときなどに子供の世話をお願いできる支援制度は頭に入れておくと、いざというときに役に立つでしょう。
 
他にも、地域の児童館と連携をしながら、お子さんと保護者を対象としたイベントも行っています。
 
東京都武蔵村山市学園4-5-1 武蔵村山市 市民総合センター内 2階
042-590-1152
開所時間:午前8時30分~午後7時
閉所日:日曜日、祝日、年末年始
 
4 児童館
 
小さいお子さんから小学生(中学生・高校生も可)まで遊べる児童館は市内に6つあります。
 
・お伊勢の森児童館(電話:042-564-5594)
・山王森児童館(電話:042-560-3037)
・さいかち地区児童館(電話:042-565-0758)
・中藤地区児童館(電話:042-565-0111)
・大南地区児童館(電話:042-562-3242)
・残堀・伊奈平地区児童館(電話:042-560-0770)
 
児童館は基本的に日曜日と祝日、月に1回火曜日が館内整理日で休みです。子ども家庭支援センターのところでもお話をしたように、お子さんが参加しやすいイベントが行われています。
 
5 就学前までの身体測定、栄養相談、歯科相談、
 
0歳児から就学前までのお子さんは、保健相談センターで、毎月1回身体計測を行っています。予約なしで参加でき、保育士さんや栄養士さんなどが離乳食などの栄養相談、歯磨きの方法などの歯科相談にのってくれ、普段の子育ての中でちょっと気になること、聞いてみたいことを気軽に相談できるのはとてもいい機会です。身長や体重が成長曲線に沿っているかも見てもらえるので、子供の成長についても確認できます。
また、定期的に離乳食教室も開催されており、試食や調理実習などにも参加できます。他にも乳幼児の歯科健康教室もあり、参加すると、定期歯科検診を受診することもできます。
 
保健相談センター
東京都武蔵村山市本町1丁目23
042-565-9315
開館時間:午前8時30分~午後5時15分
 
6 園庭解放
 
市内の5つの保育園で、園庭解放や保育園開放を行っています。こちらは家で子育てをしていて、同年齢のお子さんと接する機会が少ないお子さんには、ぜひ利用してほしい制度です。
 
・村山中藤保育園「櫻」(042-562-3143)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~
雨の日は室内開放
 
・みらい保育園(042-562-3232)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~12時30分
 
・れんげ武蔵保育園(042-561-3959)
園庭開放:第1、第3日木曜日 午前10時00分~
 
・聖光三ツ藤保育園(042-560-3564)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~正午
保育園開放:火・水・金曜日 午前9時00分~正午
 
・つみき保育園(042-563-3842)
 園庭開放:毎週火曜日 午前10時00分~11時30分
 
・子ども家庭支援センター(042-590-1152)
ひろば開放:月曜日~土曜日(祝日・年末年始を除く)午前10時00分~午後4時00分
対象:0歳~就学前児と保護者
 
また、各保育園では小さいお子さんが参加しやすいようなイベントを企画しています。こちらは幼稚園に入る前のお子さんを対象にしていて、読み聞かせやリトミック、手遊び、親子制作、誕生会などイベントの種類も多いので、参加することで同じようになりがちな毎日のスケジュールにメリハリができるでしょう。
 
まとめ
武蔵村山の子育て支援制度について、お話をしてきました。子育ての不安を相談できる施設や制度、また、小さいお子さんと参加できるイベントなど、安心して、楽しく子育てをするための支援制度が充実しています。

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