【駅の無い市武蔵村山市】交通は不便?都心からのアクセス2020年02月02日(日)

武蔵村山市は、東京で唯一駅のない市です。
昔は農家が多かったので、全て地元で生活が完結していたため、特に駅を必要としていませんでしたが、今では市内から都心へ通勤する人も増えてきています。
市内を走るバスは充実しており、立川市や近隣の市にある駅までのバスも本数は多いため、都心からのアクセスも1時間半以内で可能です。
ここでは、武蔵村山市への都心からのアクセスについて、お話をしていきます。
 
1 利用可能な駅
 
武蔵村山市から利用可能な駅は。西武線の武蔵砂川駅、玉川上水駅、多摩モノレールの玉川上水駅、桜街道駅、上北台駅です。(多摩モノレールの玉川上水駅と西武線の玉川上水駅はつながっています。)
玉川上水駅は2路線使えることから利用者も多く、バスの本数も多く、他の駅に比べて、周辺に店も多いです。
 
2 市内循環シャトルバス(MMシャトル)
 
武蔵村山市内では、立川バスが市内循環バスが運行しており、MMシャトルと呼ばれています。
市内の公共施設や病院、西武線やモノレールの駅、イオンモールなどを循環していますが、上北台ルート、玉川上水ルート、玉川上水ルート、武蔵砂川ルート、西ルートの4つのルートがあり、通勤時(朝・夕)と日中時はルートが、平日と土日祝日では時刻表が違います。
 
2-1 上北台ルート
多摩モノレールの北の終点でもある上北台駅を通るルートです。
【通勤時】上北台駅~市役所~(かたくりの湯)~三ツ木地区会館
【日中時】上北台駅~市役所~かたくりの湯~総合体育館
 
2-2 玉川上水ルート
西武線、多摩モノレールの玉川上水駅を通るルートです。
【通勤時】玉川上水駅~市役所
【日中時】玉川上水駅~イオンモール~市役所~かたくりの湯
 
2-3 武蔵砂川ルート
西武線の武蔵砂川駅を通るルートです。こちらは朝・夕の通勤時のみの運行です。
【通勤時のみ】春名塚~(イオンモール)~武蔵砂川駅
 
2-4 西ルート
武蔵村山市の西側を走るルートです。こちらは日中の運行のみです。
【日中時のみ】村山医療センター~武蔵村山病院~イオンモール~総合体育館
 
市内循環バス以外にも、立川バス、都営バス、西武バスが市内を走っていて、市内循環バスが停まらないバス停に停まることもあります。
 
3 都心から市内までのアクセス
 
続いて、都心から市内までのアクセス方法について、お話をします。
都心から武蔵村山へのアクセスは、
 
3-1 西武線玉川上水駅(と多摩モノレール)、武蔵砂川駅を使うルート
3-2 JR中央線立川駅(と多摩モノレール)を利用するルート
 
に分かれていて、駅から武蔵村山市内までは、上でお話をした市内循環バス(MMバス)や路線バスを利用します。
 
3-1 西武線玉川上水駅(と多摩モノレール)、武蔵砂川駅を使うルート
 
・西武拝島線で玉川上水駅まで
西武拝島線は、西武新宿駅や高田馬場駅から乗車します。
西武新宿から高田馬場駅までは3分ほどですが、
西武新宿駅から玉川上水駅までは、拝島ライナーで34分、急行で38分、準急で40分、各駅停車で48分かかります。
 
拝島ライナーは平日も土日・祝日もあり、1時間に1本、合計6本の電車が走っています。全車指定席で、乗車券の他に、別途指定券が必要です。
車内にはコンセントがあり、wi-fiを使うこともできます。
 
・西武拝島線で武蔵砂川駅まで
西武新宿駅から武蔵砂川駅までは、拝島ライナーで37分、急行で41分、準急で43分、各駅停車で51分かかります。
 
・玉川上水駅、武蔵砂川駅からバスを使い、市内まで
 玉川上水駅、武蔵砂川駅から武蔵村山市内までは市内循環バスや立川バスが運行しています。
 玉川上水駅のほうが武蔵砂川駅よりはバスが多く、武蔵砂川駅からのバスは市内の西側に限られています。
  
 武蔵村山市でも駅に近いところでは、徒歩や自転車を行けますし、西武線玉川上水駅から多摩モノレール玉川上水駅へ移動し、多摩モノレールで桜街道駅や上北台駅まで行き、徒歩や自転車で帰るという方法もあります。
 
 また、多摩モノレール上北台駅からも市内循環バスが出ているため、住んでいるところによって、どの方法で市内の目的地まで行くかを考える必要があります。
 西武新宿駅からの乗車時間、バスの乗車時間、バス停から目的地までの時間、乗り換えなどに係る時間を考えて、都心からのアクセスはトータルで1時間から1時間半ぐらいかかると考えるといいでしょう。
 
3-2  JR中央線立川駅(と多摩モノレール)を利用するルート
 
・中央線で立川駅まで
JR中央線は、東京駅~新宿駅~高尾駅をつないでいます。
東京駅から立川駅までは特快で41分、快速で50分、各駅停車で58分です。
新宿駅から立川駅までは特快で27分、快速で36分、各駅停車で38分です。
特急の待ち合わせで、もう少し時間がかかることもありますが、それも5分ぐらいで、
都心から立川駅へのアクセスはとてもいいです。 
中央線は多少の遅延が多いので、朝、立川駅から都心に行く場合は時間に余裕を持って行ったほうがいいでしょう。
 
・立川駅からバスを使い、武蔵村山市内まで
 立川駅から武蔵村山市内までは、立川駅北口から立川バスや西武バスに乗ります。
武蔵村山市民会館やイオンモール、村山団地、箱根ヶ崎東口行きなど、武蔵村山市内へのバスは複数経路あります。乗車時間は30~40分を目安にして、通勤時間帯などはもう少し時間がかかると考えておいてください。
乗車時間は長いですが、立川駅始発で、ずっと座って来られるようであれば、かなり楽です。
 
・立川駅から多摩モノレールを使い、多摩モノレール各駅から市内まで
 市内の目的地によっては、立川駅から多摩モノレールに乗り換え、玉川上水、上北台駅などで降りる方法もあります。
それぞれの駅から立川バスや市内循環バス(MMシャトル)を利用すると、市内のどこへでもアクセスしやすいです。
 
 武蔵村山市から利用可能な多摩モノレールの駅は上北台駅、桜街道駅、玉川上水駅ですが、玉川上水駅が一番バスの本数が多く、便利です。
 
 こちらも住む場所によって違いますが、新宿駅から市内の目的地までの所要時間は1時間半ぐらいを目安にするといいでしょう。
 
4 空港からのバス
 
羽田空港と成田空港からは立川駅行きの高速バス(立川バス)が出ていて、乗車時間は1時間半ほどです。
羽田空港からのバスは1時間に1~2本程度ですが、朝は空港行きが、夕方から夜は立川行きの便数が多くなっています。
 
成田空港から立川駅までのバスは1日に9本出ていて、乗車時間は2時間半ほどですが、電車と比べると乗り換えもなく、荷物が重いときにも便利です。
 
5 多摩モノレールの延伸
 
現在は、多摩モノレールは多摩センターから隣の東大和市にある上北台駅をつないでいますが、今後、上北台~箱根ヶ崎(JR八高線)、多摩センター~町田、多摩センター~八王子の延伸計画があります。
 
中でも、上北台~箱根ヶ崎の約6.7キロの延伸は、すでに具体的に動き出しており、延伸区間にある新青梅街道の道路拡幅工事を進んでいて、2022年度には道路工事は終了する予定です。
 
その後、モノレールの延伸工事を進めて行きますが、今のところ7つの駅が新しく出来る予定で、武蔵村山市にも、学園3丁目交差点付近、村山病院交差点付近、本町1丁目交差点付近、三ツ木交差点付近、青岸橋東交差点付近に5駅ができると言われています。
 
多摩モノレールの開通は2032年と言われていますが、立川や八王子、新宿などへのアクセスもよくなり、地価も上がると考えられています。
 
まとめ
武蔵村山市への都心からのアクセスについて、お話をしてきました。都心からのアクセスは1時間半ぐらいを目安に考えるといいでしょう。今後、新しく多摩モノレールの駅が出来ることで、通学や通勤も楽になると考えられます。

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