武蔵村山市の地域情報

【駅の無い市武蔵村山市】交通は不便?都心からのアクセス 2020年02月02日(日)

武蔵村山市は、東京で唯一駅のない市です。
昔は農家が多かったので、全て地元で生活が完結していたため、特に駅を必要としていませんでしたが、今では市内から都心へ通勤する人も増えてきています。
市内を走るバスは充実しており、立川市や近隣の市にある駅までのバスも本数は多いため、都心からのアクセスも1時間半以内で可能です。
ここでは、武蔵村山市への都心からのアクセスについて、お話をしていきます。
 
1 利用可能な駅
 
武蔵村山市から利用可能な駅は。西武線の武蔵砂川駅、玉川上水駅、多摩モノレールの玉川上水駅、桜街道駅、上北台駅です。(多摩モノレールの玉川上水駅と西武線の玉川上水駅はつながっています。)
玉川上水駅は2路線使えることから利用者も多く、バスの本数も多く、他の駅に比べて、周辺に店も多いです。
 
2 市内循環シャトルバス(MMシャトル)
 
武蔵村山市内では、立川バスが市内循環バスが運行しており、MMシャトルと呼ばれています。
市内の公共施設や病院、西武線やモノレールの駅、イオンモールなどを循環していますが、上北台ルート、玉川上水ルート、玉川上水ルート、武蔵砂川ルート、西ルートの4つのルートがあり、通勤時(朝・夕)と日中時はルートが、平日と土日祝日では時刻表が違います。
 
2-1 上北台ルート
多摩モノレールの北の終点でもある上北台駅を通るルートです。
【通勤時】上北台駅~市役所~(かたくりの湯)~三ツ木地区会館
【日中時】上北台駅~市役所~かたくりの湯~総合体育館
 
2-2 玉川上水ルート
西武線、多摩モノレールの玉川上水駅を通るルートです。
【通勤時】玉川上水駅~市役所
【日中時】玉川上水駅~イオンモール~市役所~かたくりの湯
 
2-3 武蔵砂川ルート
西武線の武蔵砂川駅を通るルートです。こちらは朝・夕の通勤時のみの運行です。
【通勤時のみ】春名塚~(イオンモール)~武蔵砂川駅
 
2-4 西ルート
武蔵村山市の西側を走るルートです。こちらは日中の運行のみです。
【日中時のみ】村山医療センター~武蔵村山病院~イオンモール~総合体育館
 
市内循環バス以外にも、立川バス、都営バス、西武バスが市内を走っていて、市内循環バスが停まらないバス停に停まることもあります。
 
3 都心から市内までのアクセス
 
続いて、都心から市内までのアクセス方法について、お話をします。
都心から武蔵村山へのアクセスは、
 
3-1 西武線玉川上水駅(と多摩モノレール)、武蔵砂川駅を使うルート
3-2 JR中央線立川駅(と多摩モノレール)を利用するルート
 
に分かれていて、駅から武蔵村山市内までは、上でお話をした市内循環バス(MMバス)や路線バスを利用します。
 
3-1 西武線玉川上水駅(と多摩モノレール)、武蔵砂川駅を使うルート
 
・西武拝島線で玉川上水駅まで
西武拝島線は、西武新宿駅や高田馬場駅から乗車します。
西武新宿から高田馬場駅までは3分ほどですが、
西武新宿駅から玉川上水駅までは、拝島ライナーで34分、急行で38分、準急で40分、各駅停車で48分かかります。
 
拝島ライナーは平日も土日・祝日もあり、1時間に1本、合計6本の電車が走っています。全車指定席で、乗車券の他に、別途指定券が必要です。
車内にはコンセントがあり、wi-fiを使うこともできます。
 
・西武拝島線で武蔵砂川駅まで
西武新宿駅から武蔵砂川駅までは、拝島ライナーで37分、急行で41分、準急で43分、各駅停車で51分かかります。
 
・玉川上水駅、武蔵砂川駅からバスを使い、市内まで
 玉川上水駅、武蔵砂川駅から武蔵村山市内までは市内循環バスや立川バスが運行しています。
 玉川上水駅のほうが武蔵砂川駅よりはバスが多く、武蔵砂川駅からのバスは市内の西側に限られています。
  
 武蔵村山市でも駅に近いところでは、徒歩や自転車を行けますし、西武線玉川上水駅から多摩モノレール玉川上水駅へ移動し、多摩モノレールで桜街道駅や上北台駅まで行き、徒歩や自転車で帰るという方法もあります。
 
 また、多摩モノレール上北台駅からも市内循環バスが出ているため、住んでいるところによって、どの方法で市内の目的地まで行くかを考える必要があります。
 西武新宿駅からの乗車時間、バスの乗車時間、バス停から目的地までの時間、乗り換えなどに係る時間を考えて、都心からのアクセスはトータルで1時間から1時間半ぐらいかかると考えるといいでしょう。
 
3-2  JR中央線立川駅(と多摩モノレール)を利用するルート
 
・中央線で立川駅まで
JR中央線は、東京駅~新宿駅~高尾駅をつないでいます。
東京駅から立川駅までは特快で41分、快速で50分、各駅停車で58分です。
新宿駅から立川駅までは特快で27分、快速で36分、各駅停車で38分です。
特急の待ち合わせで、もう少し時間がかかることもありますが、それも5分ぐらいで、
都心から立川駅へのアクセスはとてもいいです。 
中央線は多少の遅延が多いので、朝、立川駅から都心に行く場合は時間に余裕を持って行ったほうがいいでしょう。
 
・立川駅からバスを使い、武蔵村山市内まで
 立川駅から武蔵村山市内までは、立川駅北口から立川バスや西武バスに乗ります。
武蔵村山市民会館やイオンモール、村山団地、箱根ヶ崎東口行きなど、武蔵村山市内へのバスは複数経路あります。乗車時間は30~40分を目安にして、通勤時間帯などはもう少し時間がかかると考えておいてください。
乗車時間は長いですが、立川駅始発で、ずっと座って来られるようであれば、かなり楽です。
 
・立川駅から多摩モノレールを使い、多摩モノレール各駅から市内まで
 市内の目的地によっては、立川駅から多摩モノレールに乗り換え、玉川上水、上北台駅などで降りる方法もあります。
それぞれの駅から立川バスや市内循環バス(MMシャトル)を利用すると、市内のどこへでもアクセスしやすいです。
 
 武蔵村山市から利用可能な多摩モノレールの駅は上北台駅、桜街道駅、玉川上水駅ですが、玉川上水駅が一番バスの本数が多く、便利です。
 
 こちらも住む場所によって違いますが、新宿駅から市内の目的地までの所要時間は1時間半ぐらいを目安にするといいでしょう。
 
4 空港からのバス
 
羽田空港と成田空港からは立川駅行きの高速バス(立川バス)が出ていて、乗車時間は1時間半ほどです。
羽田空港からのバスは1時間に1~2本程度ですが、朝は空港行きが、夕方から夜は立川行きの便数が多くなっています。
 
成田空港から立川駅までのバスは1日に9本出ていて、乗車時間は2時間半ほどですが、電車と比べると乗り換えもなく、荷物が重いときにも便利です。
 
5 多摩モノレールの延伸
 
現在は、多摩モノレールは多摩センターから隣の東大和市にある上北台駅をつないでいますが、今後、上北台~箱根ヶ崎(JR八高線)、多摩センター~町田、多摩センター~八王子の延伸計画があります。
 
中でも、上北台~箱根ヶ崎の約6.7キロの延伸は、すでに具体的に動き出しており、延伸区間にある新青梅街道の道路拡幅工事を進んでいて、2022年度には道路工事は終了する予定です。
 
その後、モノレールの延伸工事を進めて行きますが、今のところ7つの駅が新しく出来る予定で、武蔵村山市にも、学園3丁目交差点付近、村山病院交差点付近、本町1丁目交差点付近、三ツ木交差点付近、青岸橋東交差点付近に5駅ができると言われています。
 
多摩モノレールの開通は2032年と言われていますが、立川や八王子、新宿などへのアクセスもよくなり、地価も上がると考えられています。
 
まとめ
武蔵村山市への都心からのアクセスについて、お話をしてきました。都心からのアクセスは1時間半ぐらいを目安に考えるといいでしょう。今後、新しく多摩モノレールの駅が出来ることで、通学や通勤も楽になると考えられます。

【困ったときに知っておきたい】武蔵村山の病院の事情 2020年02月06日(木)

日々の生活で、体調を崩したときに、家の近くに、すぐに診てもらえる病院があるのは本当に助かります。特に、赤ちゃんや小さいお子さんをお持ちでしたら、病院にかかる機会も多いでしょうし、家の近くにかかりつけ医がいれば、何かあったときにでも安心です。ここでは、武蔵村山の病院で、代表的な診療科がある病院について取り上げていきます。
 
1 大病院
 
総合病院である大病院は武蔵村山市には2つあります。
入院施設があり、救急車を受け入れたり、手術や検査ができたりする大病院は地域にあると安心です。初診で行くことはあまりないかもしれませんが、個人病院からの紹介で行く機会はあるでしょうし、何かあったときのことを考えると、家から近いところにあってほしい施設です。
ここでは、そんな武蔵村山の大病院について、説明していきます。
 
1-1 社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院
 
武蔵村山病院は、内科、消化器内科、小児科、産婦人科、外科、乳腺外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、リハビリテーション科、泌尿器科、麻酔科、皮膚科、病理診断科、歯科(入院のみで外来診療は行っていない)、検診科と幅広い診療科があります。
 
また、一般救急外来や小児緊急外来もあります。一般の救急外来は、二次救急(手術・検査や緊急入院を要する)患者に対応していて、24時間365日救急患者を受け付けています。
他に、小児救急外来は休日や全夜間の緊急医療を行っており、突発的に病気になったり、ケガをしたりしてしまったお子さんの診療や治療にあたっています。
 
・小児初期救急(一時救急)の診療時間:日曜・祝日の10:30~11:30と14:00~16:00
・小児初期準夜間救急(一時救急)の診療時間:毎日19:00~22:00(受付は21:30まで)
・小児二次救急の診療は24時間
 
健康診断や人間ドック、がん検診などで訪れる人もいます。
アクセスは、玉川上水駅や立川駅発のバスがあり、車での来院も便利です。
 
社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院
東京都武蔵村山市榎1丁目1-5
042-566-3111(代表)
受付時間:月曜日から土曜日(祝祭日を除く)の8:30~11:00、13:30~16:00
 
1-2 独立行政法人国立病院機構 村山医療センター
 
村山医療センターには、内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、歯科、麻酔科などがあり、入院も可能です。特に、リハビリをしっかりしてくれると評判がよく、整形外科はヘルニアの手術で訪れる人も多いです。
村山医療センターは東京経済大学の近くで、アクセスは車かバスが便利です。
 
東京都武蔵村山市学園2-37-1
042-561-1221(代表) 
初診の受付時間は平日の8:30~11:00
整形外科は電話やインターネットで初診予約可
入院の面会時間は平日が15:30~20:00、土日、祝日が11:00~19:00
 
2 小児科
 
武蔵村山市で小児科がある病院は10以上あります(小児外科1軒含む)、ほとんどの病院は内科などの他の診療科といっしょですが、武蔵村山さいとうクリニックや岩田小児科医院は、特に小児科に力を入れており、小児アレルギーなどにも対応できます。
 
小児科のある病院は、市内のどこに住んでいても、徒歩圏に1つ2つあります。お子さんが小さいうちは病気になることが多いかと思いますが、武蔵村山市では小学校入学までは医療費はかからないので、お子さんの体調に不安があれば、早めに受診をしていただくと安心です。
 
また、乳幼児をお持ちの方でしたら、予防注射で定期的に通うことになるため、かかりつけの小児科があると便利です。
 
3 内科
 
武蔵村山市の内科のある病院は20ほどあります。こちらも小児科と同じように徒歩圏内には必ず内科のある病院があると言っていいでしょう。中には、日曜日に受診できるところや曜日によっては、午後7時以降も受付をしている病院もあります。ただし、ほとんどの病院の診療時間は9時から18時前後です。
 
大人の方でしたら、病気になったときだけではなく、健康診断やインフルエンザの予防注射などで訪れる機会もあるでしょう。
 
4 産婦人科
 
武蔵村山市には産婦人科だけの個人病院はありません。市内の産婦人科を利用したい場合は武蔵村山病院の産婦人科か、産婦人科・小児科・内科・泌尿器科のある北條病院を利用することになります。
 
北條医院
東京都武蔵村山市残堀4-113-1 
042-560-3541
休診日:水曜日、木曜日、日曜日の午後(午前は受診可)、祝日
 
また、他に市外の個人病院で人気があるのは、東大和市にあるレディースクリニック マリアヴィラです。
 
医療法人社団 心慈会 レディースクリニック Maria Villa
東京都東大和市上北台1-2-14 上北台メディカルビル4階
042-566-8827
休診日:水曜日、日祭日
 
マリアヴィラは、武蔵村山市の子宮頸がん検診も行っているなど、武蔵村山市民も多く利用しています。妊婦検診や出産だけではなく、不妊治療やにんにく注射、プラセンタ注射など、分野も広いです。また、武蔵村山病院など周辺医療機関とも連携を取っているので、妊娠中には安心です。
 
妊産婦にとって、交通の便のよさは重要な点ですが、アクセスは、武蔵村山市からはバスで多摩モノレールの駅まで来て、多摩モノレールに乗り換え、上北台駅で降りるとすぐのところにあります。
また、駐車場もあるので、車を使うと、それほど時間はかかりません。
 
5 休日・休日準夜急患診療所
 
上で武蔵村山病院の緊急外来についてお話をしましたが、保険相談センターでは、休日の急患診療を行っています。利用できるのは日曜日、祝日、年末年始(12月30日~翌年1月3日)で、診療科は小児科と内科だけです。
 
保健相談センター1階
東京都武蔵村山市本町1丁目23番地(市民会館の向かい)
042-564-4114
受付時間:9:00~11:30、13:00~16:00、17:30~20:30
診療時間:9:30~12:00、13:00~16:30、18:00~21:00
(年末は夜の時間の診療は行っていません。)
 
休日は開いている病院も少ないので、インフルエンザによる突然の発熱などで利用する機会があるかもしれません。急病の患者さんも多いので、できるだけマスクを着用していってください。
 
6 歯科
 
歯医者はコンビニの数よりも多いとは言いますが、実際、市内に歯医者が30近くあります。自宅からの徒歩圏に複数の歯医者があることも多く、評判のいい歯医者を選ぶことができるのは助かります。また、競争が激しいので、日曜日や平日夜8時半まで診療ができるなど、サービスもよくなっています。
 
歯医者は突然歯に痛みを感じて行くこともあれば、長期で通うこともあります。特に、水曜日・木曜日は休みの歯医者が多いので、家の近くに腕のいい歯医者が何軒かあると、いざというときに助かります。
 
小さいお子さんに関しては、小児歯科や矯正歯科などで実績がある歯医者もあるので、行く前にチェックをしておくと、お子さんの歯医者嫌いを防ぐこともできます。
 
7 東京小児療育病院
 
東京小児療育病院は、重症心身障害、肢体不自由、知的障害、発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、学習障害)、言語障害など、発達に問題や心配のある初診時おおむね15歳未満の方を対象としています。小児科、内科、リハビリテーション科、精神科、整形外科、放射線科、外科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、皮膚科、婦人科、歯科があり、障害児のケアの方法は熟知しています。
 
 
障害をお持ちのお子さんの親御さんにとって、障害児や障害者に特化した医療が地元で受けられるのは助かります。東京小児療育病院は全国に先駆けて、1987年に重症心身障害児・者通所施設を開設するなど、周辺の市町の療育の役割も担っています。
 
まとめ
武蔵村山の病院事情について、まとめました。毎日健康に過ごせることはとても幸せなことですが、小児科や内科、歯科などは徒歩圏にあり、大病院が2つあることは、市民にとっては心強いです。
 

武蔵村山市の子育て応援精度とはどんなものなの? 2020年02月08日(土)

  武蔵村山への引っ越しを検討する方は、比較的若い夫婦、または子育て世代が中心になっています。そこで気になるのは子育てについての情報ではないでしょうか。ここ数年、人口を増やすために、いろいろな自治体が子育て支援制度を整備しています。今回は、武蔵村山市で行われている子育て支援制度について、ご紹介していきます。
 
1 医療費支援
 
小さいお子さんはちょっとしたことで体調を崩したり、学校や園などで病気をもらってきたりすることも多く、病院の受診機会も多いかと思います。他の多くの自治体でも医療費支援を行っていますが、武蔵村山市にも医療費支援があります。
 

武蔵村山市の医療費支援は、小学校就学前のマル乳医療証(乳幼児医療費助成制度)と義務教育就学期マル子医療証(義務教育就学時医療費助成制度)の2つがあります。

 
1-1 小学校就学前のマル乳医療証(乳幼児医療費助成制度)
 
0歳から小学校就学前(6歳に達した日の属する年度の末日まで)のお子さんは、医療機関の窓口で支払う保険診療分は無料で、入院に伴う食事代も申請により、後日返還されます。(武蔵村山市ホームページより)
 
武蔵村山市では、小学校に入るまで病院や薬局などで払うお金は無料です。この制度は手持ちのお金がないという理由で、子供が病院を受診できない状況を防ぎます。所得制限もなく、市内の全ての子供がお金の心配がなく、安心して病院にかかることができます。
 
1-2 義務教育就学期マル子医療証(義務教育就学時医療費助成制度)
 
義務教育就学期(6歳に達した日の翌日以後の最初の4月1日から15歳に達した日の属する年度の末日まで)のお子さんは、医療機関の窓口で支払う保険診療分のうち、通院1診療ごとに200円[上限]の自己負担がありますが、その他の調剤、入院費などの自己負担はありません。(武蔵村山市ホームページより)
 
こちらは小中学生が対象で、小学校就学前のマル乳医療証とは違い、所得制限があり、無料というわけではありません。けれども、自己負担の上限が200円で、薬代も入院費もかからないというのは子育て世代にとってはありがたい制度です。
 
2 子育て世代包括支援センター「ハグはぐ・むらやま」
 
子育て世代包括支援センター「ハグはぐ・むらやま」は保健相談センターお伊勢の森分室にあり、母児手帳の交付を行い、妊娠中の相談や育児相談もできるところです。
 
母子手帳の交付の際には、保健師が面談を行い、妊娠や家族についての相談をすることもでき、面談後には武蔵村山市独自の取り組みとして、子育てグッズ(カタログギフト)のプレゼントもあります。他にも、助産師や保健師が直接家庭訪問をして、出産や育児に関する相談を聞く制度もあります。
 
また、小さいお子さんの子育てをしている親御さんの悩みとして、子供や子育てに不安なことがあっても、なかなか他の大人と話す機会がないというのがあげられますが、「ハグはぐ・むらやま」では、経験豊かな保育士さんが相談に乗ってくれ、アドバイスをしてくれます。相談スペースの近くには、ちょっとした遊び場もあり、子供を見ながら相談ができる点もおススメです。
 
お伊勢の森分室
東京都武蔵村山市中央2丁目118
042-564-5421
開館時間:午前8時30分~午後5時15分
休館日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始
こちらにチラシがあるので、参考にしてみてください。
ハグはぐ・むらやま
 
3 子ども家庭支援センター
 
こちらは「ハグはぐ・むらやま」で行われている子育ての相談に加え、児童虐待についての相談や子供からの相談も受け付けています。
また、子どもや家庭支援事業の相談や申請手続きもできるため、場所は覚えておくといいでしょう。
 
ここでは支援事業の代表的なものを取り上げておきます。
 
・病児・病後児保育の利用申し込み
病気や病気回復期のお子さんの預かり
・子どもショートステイの利用手続き相談
 保護者が病気や出産等で一時的にお子さんの家庭養育が困難な際の預かり事業
・育児支援ヘルパーの派遣
出産後の産婦で育児、家事の支援を必要とする家庭へのヘルパー派遣
・ファミリー・サポート・センター事業
 子育て家庭の支援をしたいかた、支援を受けたいかたの登録とマッチング、相談など
 
これらの制度は普段はあまり利用する機会はないかもしれません。それでも、出産前後のことに関して不安なことがある妊婦の方もいらっしゃるでしょうし、仕事がどうしても休めないときなどに子供の世話をお願いできる支援制度は頭に入れておくと、いざというときに役に立つでしょう。
 
他にも、地域の児童館と連携をしながら、お子さんと保護者を対象としたイベントも行っています。
 
東京都武蔵村山市学園4-5-1 武蔵村山市 市民総合センター内 2階
042-590-1152
開所時間:午前8時30分~午後7時
閉所日:日曜日、祝日、年末年始
 
4 児童館
 
小さいお子さんから小学生(中学生・高校生も可)まで遊べる児童館は市内に6つあります。
 
・お伊勢の森児童館(電話:042-564-5594)
・山王森児童館(電話:042-560-3037)
・さいかち地区児童館(電話:042-565-0758)
・中藤地区児童館(電話:042-565-0111)
・大南地区児童館(電話:042-562-3242)
・残堀・伊奈平地区児童館(電話:042-560-0770)
 
児童館は基本的に日曜日と祝日、月に1回火曜日が館内整理日で休みです。子ども家庭支援センターのところでもお話をしたように、お子さんが参加しやすいイベントが行われています。
 
5 就学前までの身体測定、栄養相談、歯科相談、
 
0歳児から就学前までのお子さんは、保健相談センターで、毎月1回身体計測を行っています。予約なしで参加でき、保育士さんや栄養士さんなどが離乳食などの栄養相談、歯磨きの方法などの歯科相談にのってくれ、普段の子育ての中でちょっと気になること、聞いてみたいことを気軽に相談できるのはとてもいい機会です。身長や体重が成長曲線に沿っているかも見てもらえるので、子供の成長についても確認できます。
また、定期的に離乳食教室も開催されており、試食や調理実習などにも参加できます。他にも乳幼児の歯科健康教室もあり、参加すると、定期歯科検診を受診することもできます。
 
保健相談センター
東京都武蔵村山市本町1丁目23
042-565-9315
開館時間:午前8時30分~午後5時15分
 
6 園庭解放
 
市内の5つの保育園で、園庭解放や保育園開放を行っています。こちらは家で子育てをしていて、同年齢のお子さんと接する機会が少ないお子さんには、ぜひ利用してほしい制度です。
 
・村山中藤保育園「櫻」(042-562-3143)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~
雨の日は室内開放
 
・みらい保育園(042-562-3232)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~12時30分
 
・れんげ武蔵保育園(042-561-3959)
園庭開放:第1、第3日木曜日 午前10時00分~
 
・聖光三ツ藤保育園(042-560-3564)
園庭開放:月曜日~金曜日 午前9時00分~正午
保育園開放:火・水・金曜日 午前9時00分~正午
 
・つみき保育園(042-563-3842)
 園庭開放:毎週火曜日 午前10時00分~11時30分
 
・子ども家庭支援センター(042-590-1152)
ひろば開放:月曜日~土曜日(祝日・年末年始を除く)午前10時00分~午後4時00分
対象:0歳~就学前児と保護者
 
また、各保育園では小さいお子さんが参加しやすいようなイベントを企画しています。こちらは幼稚園に入る前のお子さんを対象にしていて、読み聞かせやリトミック、手遊び、親子制作、誕生会などイベントの種類も多いので、参加することで同じようになりがちな毎日のスケジュールにメリハリができるでしょう。
 
まとめ
武蔵村山の子育て支援制度について、お話をしてきました。子育ての不安を相談できる施設や制度、また、小さいお子さんと参加できるイベントなど、安心して、楽しく子育てをするための支援制度が充実しています。

武蔵村山ってどんなところ? 2020年02月09日(日)

武蔵村山市は、東京都の多摩地区の北部にあり、立川市や東大和市、埼玉県にも隣接している市です。市内に電車やモノレールの駅はありませんが、近隣の駅までのバスの便がよく、都心からも十分に通学、通勤圏内という穴場でもあります。イオンモールのオープンに伴い、若い家族にも住みやすい町になった、武蔵村山の基本情報について、お話しをしていきます。
 
1 位置関係と人口
 
武蔵村山市は、東京都の多摩区に位置していて、東は東大和市、南は立川市、西は瑞穂町、北は埼玉県所沢市に隣接しています。狭山丘陵があり、丘陵の野山北公園はたくさんの遊び場や集いの場があります。市内には市街地と畑があり、野菜や果物が作られています。
令和2年2月1日現在の総人口は、72,360人(男 36,058人、女 36,302人)、世帯数は 31,949世帯です。
 
基本情報
面積 15.32平方キロメートル
海抜 120メートル
南北 4.65キロメートル
東西 5.20キロメートル
 
2 交通
 
市内にはJRや私鉄などの駅はありませんが、その分、バスの交通網が充実しています。市内の各地からは、近隣の多摩モノレールの駅や西武線玉川上水駅までのバスや市内循環バスが走っています。また、少し乗車時間は長いですが、JR立川駅までのバスもあります。
 
現在、多摩モノレールは隣の東大和市の上北台という駅が北側の終点ですが、隣の瑞穂町にあるJR八高線の箱根ヶ崎駅までの延伸工事が2020年度から始まり、12年後には開通予定です。
その区間に新たに7駅ほど設ける計画があり、武蔵村山市にも駅ができるということで、市民の期待も高まっています。
 
3 特産物
 
次に、特産物について、お話をします。上で市内には市街地と畑があると書きましたが、畑では様々な特産品が作られています。
 
・東京狭山茶
狭山茶というと、埼玉県をイメージされるかもしれませんが、狭山茶のうち、東京で作られるものを東京狭山茶と言います。市内にはたくさんの茶畑があり、東京狭山茶が収穫されています。
 
・ミカン
狭山丘陵の南斜面では、ミカンが栽培されています。11月上旬から12月上旬の期間にはミカン狩りもでき、多くの家族連れが訪れます。
 
・梨
市内の中心部には、梨園が複数あり、様々な種類の梨を味わうことができます。8月中旬から9月下旬が収穫期間で、直売で美味しい梨が楽しめます。また、梨のもぎ取りができる梨園もあります。
 
・ブドウ
 市内にはブドウ園もあります。ブドウの収穫は8月から9月までで直売もされていますが、巨峰やシャインマスカットなど様々な種類のブドウが栽培されているために、旬の時期は微妙に違います。
 
・リンゴ
 市内にはリンゴ園もあり、10月から11月下旬まで、数の種類のリンゴが直売され、もぎ立てのリンゴが味わえます。
 
村山市内には農産物直売所が50か所以上あり、その日に取れた野菜や果物を購入するこがとできます。値段もスーパーで買うよりも安いですし、何よりも新鮮でおいしい野菜や果物を手に入れられるのは、消費者にとってはありがたいものです。
 
4 買い物 
 
市内には、イオンモールやダイエーなどのショッピングモールだけではなく、いなげや、たいらや、業務スーパー、ジェーソンなど、スーパーやディスカウントストアも充実しています。ケイヨーデイツーやヤマダ電機などもあり、ほとんどの生活用品は市内で手に入ります。
 
また、武蔵村山市内ではありませんが、隣の瑞穂町にはホームセンターのジョイフル本田があります。他にも、隣の立川市には、立川駅前に高島屋、伊勢丹、駅ビルのグランデュオやルミネがあり、多摩モノレール沿いにはIKEAやららぽーと立川立飛もあります。月に1~2回の買い物にはほどよい距離で、都心まで出なくても、十分に必要なものが購入可能です。
 
5 ゴミ
 
武蔵村山市では、多摩地区で唯一ゴミ処理が有料化されておらず、ゴミはスーパーのレジ袋などでも出すことができます。ただ2022年度を目途にゴミの有料化に向けて、話し合いをしているところです。
 
ゴミは「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」「古紙等」「容器包装、プラスチック、ペットボトル」「かん、金属」「ライター、びん、有害物」に分かれています。
 
また、ゴミを出す日は各地区によって決まっているのですが、ゴミの分別アプリや武蔵村山市のホームページでもチェックでき、ゴミ出しのカレンダーも配布されます。
 
6 祭り
 
市内の文化や歴史を継承していくために、市内では様々な祭りが開催されています。
 
・村山デエダラまつり
毎年10月に開催されるおまつりで、市民パレードでは大きな山車も登場し、たくさんの人が見学に訪れます。
 
・花火大会
 8月には納涼花火大会が野山北公園運動場で開催されます。午後から模擬店や盆踊りなども行われ、夜にはメインイベントの花火の打ち上げがあります。
 
・桜まつり
 野山北公園の自転車道に沿って、桜の木が植えられています。桜の開花に合わせて、桜まつりと称して、1.5キロの桜並木がライトアップされ、様々なイベントが開催されます。
 
7 市内公的施設
市内には様々な公的施設があり、利用機会も多いかと思いますので、こちらにあげていきます。
 
・武蔵村山市役所
東京都武蔵村山市本町1丁目1-1
042-565-1111
午前8時30分~午後5時15分(一部業務のみ木曜日午後7時まで)
 
駐車台数が約100台あるので、車での利用が便利です。また、JR中央線立川駅、西武線東大和市駅・玉川上水駅(多摩モノレール)、多摩モノレール上北台駅、JR八高線箱根ヶ崎駅からは、武蔵村山市役所前行きのバスも利用できます。
 
・さくらホール(市民会館)
 東京都武蔵村山市本町1丁目17-1
 042-565-0226
 休館日:毎月第1月曜日及び12月28日~1月3日
 
 駐車場が70台ありますが、大きなコンサートの際には近隣の駐車場を事前に探しておくか、公共交通機関を利用したほうが間違いはありません。JR 立川駅からは武蔵村山市民会館行きのバスも出ていますが、武蔵村山市役所からも近く、バス停は武蔵村山市役所前も利用できます。
 大ホール、小ホール、会議室があり、大ホールではコンサートだけではなく、幼稚園の学芸発表会や小学校の音楽会、小ホールでは市民向けの講演会や市民講座なども開かれています。無料で聞きに行ける催しも多く、楽しみの1つにしている市民も多いです。
 
・武蔵村山市立図書館
 市内には図書館が6つあります。4つは集会施設や児童館との複合施設になっており、2つは図書館として、独立しています。
 
 開館時間 午前10時~午後5時
 休館日:毎月第1月曜日、第3水曜日、年末年始
 本は1回2週間で10冊まで、CDは1回2週間で3枚まで借りることができます。
 各図書館では毎月「おはなしの会」が実施されており、幼児や小学生が絵本の読み聞かせを聞きに来ます。
 
 ・雷塚図書館
  東京都武蔵村山市学園4-4
  042-564-1284
 
 ・中久保図書館
  東京都武蔵村山市本町2-77-1
  042-569-1501
 
・中藤地区図書館
東京都武蔵村山市中藤3-16
042-565-0112
 
・大南地区図書館
東京都武蔵村山市大南5-1-69
042-562-3243
 

・三ツ木地区図書館

  東京都武蔵村山市三ツ木2-39-2
  042-560-3301
 
 ・残堀・伊奈平地区図書館
  東京都武蔵村山市残堀1-60-3
  042-560-0171
 
各地区に図書館があり、特に小さいお子さんがいるご家族は利用する機会が多いかと思います。武蔵村山市は立川市や東大和市、昭島市、瑞穂町と協定を結んでいて、それぞれの市町の図書館も利用することができます。
 
まとめ
武蔵村山市の基本情報について、お話しをしてきました。武蔵村山市は多摩モノレールが延伸することで、さらに住みやすくなることが期待できます。自然に恵まれ、市内で生活のほとんどが完結でき、買い物に便利な立川市も近いのも魅力です。

【事前に確認しておきたい】武蔵村山市内の学校や教育事情 2020年02月20日(木)

武蔵村山市内は、イオンモールむさし村山店が出来て以来、若い家族が多く引っ越してきています。お子さんがいるご家族の場合、引越しの際に気になるのはその土地の教育事情だと思います。ここでは、武蔵村山市内の学校や教育事情について、お話しをしていきます。
 
1 小学校
 
武蔵村山市には、7つの小学校と2つの小中一貫校があり、私立の小学校はありません。
先に、武蔵村山の市立小学校をあげていきます。
 
市立第一小学校
東京都武蔵村山市本町1丁目1-11
042-561-1751
 
市立第二小学校
東京都武蔵村山市三ツ木2丁目12-2
042-560-1752
 
市立第三小学校
東京都武蔵村山市中藤1丁目36-1
042-561-1753
 
市立小中一貫校大南学園第七小学校
東京都武蔵村山市大南2丁目78-1
042-564-1286
 
市立第八小学校
東京都武蔵村山市三ツ藤2丁目50-1
042-560-7151
 
市立第九小学校
東京都武蔵村山市学園1丁目85-1
042-564-1359
 
市立第十小学校
東京都武蔵村山市残堀5丁目100-1
042-560-1710
 
市立雷塚小学校
東京都武蔵村山市学園4丁目6-1
042-561-1775
 
市立小中一貫校村山学園第四小学校
東京都武蔵村山市緑が丘1460
042-561-1762
 
第五、第六小学校は、以前はありましたが、今は統廃合されてしまったため、今はありません。また、中高一貫校の2校は、第四小学校と第二中学校が小中一貫校村山学園として平成22年4月に開校し、第七小学校と第四中学校が小中一貫校大南学園として平成28年4月に開校しました。小中一貫校村山学園は、多摩地区で初めての施設完全一体型小中一貫校です。
学区が決まっており、原則的に、住所で決まった小学校に通うことになります。学区については、以下のURLをご覧ください。
武蔵村山市小学校学区・区域図
 
2 中学校
 
武蔵村山市には3つの市立中学校と2つの小中一貫校があります。
下に、武蔵村山市の中学校をあげていきます。
 
市立小中一貫校村山学園第二中学校
東京都武蔵村山市緑が丘1460
042-561-1762
 
市立第一中学校
東京都武蔵村山市本町2丁目76-1
042-560-1761
 
市立第三中学校
東京都武蔵村山市神明4丁目117-1
042-564-3001
 
市立小中一貫校大南学園第四中学校
東京都武蔵村山市大南2丁目79-1
042-564-4341
 
市立第五中学校
東京都武蔵村山市残堀5丁目55
042-560-3155
 
中学校に就学する場合には、下のURLのように、住所によって就学する学校(指定校)が決まっています。
武蔵村山市中学校学区・区域図
 
しかし、武蔵村山市では学校選択制が実施されており、学区で決まっている指定校以外の学校を希望する場合には、希望の中学校への就学を申請することができます。手続きは小学校6年時の9月に申請を受け付け、三者面談を行います。その後、各中学校で入学希望者の受け入れ枠が決まっているため、受け入れ枠を超える場合は11月下旬に抽選がありますが、受け入れ枠内の場合は抽選なしで、入学ができます。通学方法は原則徒歩になりますが、校長先生と話し合い、バス通学や自転車通学などが認められる場合もあります。2019年の中学1年生は、中学校5校の就学予定者674人に対し、99人が友人関係や部活動、通学距離などの理由で学校選択制を使い、就学しました。
武蔵村山市内の中学校は全て市立の学校です。私立の中学校を希望する場合は、武蔵村山市外の学校を探す必要があります。
 
3 高校
 
武蔵村山市内の高校は3つあり、2つが都立高校、1つが私立高校です。
 
都立上水高等学校
東京都武蔵村山市大南4丁目62-1
042-590-4580
 
都立武蔵村山高等学校
東京都武蔵村山市中原1丁目7-1
042-560-1271
 
拓殖大学第一高等学校
東京都武蔵村山市大南4丁目64-5
042-590-3311
 
以上の3つの高校がありますが、実際は武蔵村山市の高校生の多くは武蔵村山市外の高校に通っています。都立は学区がないので、都内の学校であればどこでも受験ができますし、立川市や八王子市、中央線沿い、西武線沿いには都立高校だけではなく、私立高校も多いです。その範囲であれば、通学時間もそれほど長くはかからないですし、よりレベルの高い高校を求めて、都心部の高校を受験する生徒も少なくありません。
 
4 支援学校
 
武蔵村山市には支援学校が1つあります。
 
都立村山特別支援学校
東京都武蔵村山市学園4丁目8
042-564-2781
 
村山特別支援学校には、小学部、中学部、高等部があり、障害種別は肢体不自由です。
 
5 大学
 
武蔵村山市内には、大学は東京経済大学の武蔵村山キャンパスしかありません。バスや自転車で駅まで行き、多摩モノレールや西武線、JR中央線の駅まで行くと、都心や八王子まで電車やモノレール1本で行くことができるため、自宅から市外の大学に通う学生がほとんどです。多摩地区の大学はもちろんのこと、東京都内や神奈川県北部の大学であれば、1時間半以内で十分通学することはできます。特に、八王子は特に大学が多く、多摩モノレール沿いにも、中央大学、明星大学など多くの大学があるため、通学は比較的楽です。
 
6 塾・予備校
武蔵村山市内には、中学受験や高校受験のための塾がいくつかあります。中には大学受験にも対応している明光義塾や城南コベッツなど知名度がある塾もありますが、それ以外は比較的個別塾が多いのが特徴です。少しレベルが高い中学や高校を受験するために、生徒や講師の数が多い立川の塾に通っている生徒も多いです。
予備校については、お隣の立川には河合塾、駿台、四谷学院、みすず学苑など大手予備校だけではなく、個別の塾なども多いです。特に、市外の高校に通っている高校生が多いので、学校帰りにそのまま行けるために、高校生の利用者も多いです。
 
7 幼稚園
 
武蔵村山市内には4つの私立幼稚園があります。
 
村山いずみ幼稚園
東京都武蔵村山市三ツ木3丁目45-1
042-560-4432
 
むらやま幼稚園
東京都武蔵村山市大南1丁目25
042-561-1351
 
武蔵みどり幼稚園
東京都武蔵村山市大南3-90-5
042-564-9245
 
東京多摩幼稚園
東京都武蔵村山市緑が丘1834
042-562-5588
 
どの幼稚園も、英語やリトミック、水泳など、子供達の興味を引き出し、体力を向上させるための取り組みをしています。また広い敷地を生かし、野菜や果物を育てたり、自然と接したりする機会を設けている幼稚園が多く、自然が豊かなところで子供達を伸び伸び育てたいという親御さんには武蔵村山の幼稚園はおススメです。また、園庭解放を行っている幼稚園は地域にとっても開かれていますし、入学前に園の様子も分かるので、積極的に利用していただきたいです。
 
7 村山市内の教育事情
 
最後に、村山市内の教育事情についてお話をします。上でもお話をしましたが、市内には私立の小中学校がなく、私立の高校も1つだけです。小学校は地元の小学校に通う生徒がほとんどですが、中学校になると、市外の私立の学校に進む生徒が出てきて、高校になると、都立高校も含めて、ほとんどの生徒は市外の学校に通うようになります。ですから、地元に長く付き合える友達を作りたいのであれば、地元の小学校に通うか、地元で習い事をするか、をおススメします。
習い事に関していうと、村山市内であれば、習い事の定番の公文式は市内のどこからでも徒歩圏内にあります。他に、ピアノ教室や英語教室などもありますが、場所によっては、親御さんが自転車等で送り迎えをする必要があります。また、市内にはサッカー教室、リトミック教室もありますが、こちらは車での送り迎えが必要になるかもしれません。
 
まとめ
武蔵村山市内の学校や教育事情について、お話をしてきました。小中一貫校が2校あり、中学校は指定校以外の中学校が希望できる学校選択制が大きな特徴です。また、高校は市外に通う生徒が多いので、新しく武蔵村山市に引っ越してくる場合には、通勤とともに、通学に関しても考えながら、家探しをしていただくといいでしょう。駅までの距離を考えるだけではなく、バスを上手に利用することでも通学の負担は減らすこともできます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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